猫背とは

1.背中猫背 いわゆる「猫背」の典型的なものが「背中猫背」です。
背中の部分が正常な状態より酷くカーブしてしまい、内臓を圧迫してしまいかねない「猫背」ですね。
「背中猫背」になると「消化器関係の神経」も圧迫してしまうことが多く、胃が痛くなったり胸やけするなどといった症状を引き起こすことがあります。

2.首猫背 「首猫背」とは横から身体を見た場合に顔だけ身体よりも前に出てしまっている状態のことです。
見た目がよくないことはもちろんのこと、首に負担が大きくかかるため、首から肩にかけてコリが出やすくなることや、風邪を引きやすくなるともいわれています。

3.おなか猫背 「おなか猫背」とはみた感じではあまり分かりにくいもので、背骨の通常のS字カーブがより強くなった状態のもの。
おもに女性に多い「猫背」のパターンなのですが、内臓を圧迫したり、血行不良を起こすなどしてリンパの流れも悪くなってしまうので気をつけたいものです。

4.腰猫背 正常な姿勢の場合の「S字カーブ」が少なく、背中から腰の部分が平らな感じになってしまい、背中の上部から首のところば丸くなってしまうのが「腰猫背」。
この状態は「腰痛」「ヘルニア」などになるリスクが高くなってしまったり、下痢や便秘などの症状を起こしてしまうことも。

このように「猫背」といってもいくつかのパターンに分けられ、姿勢から圧迫される場所によってさまざまな不調や症状を起こしてしまうもののようです。
スタイルをよく見せる、姿勢を良くする、というだけではなく、身体に不調を感じているかたは、自身の身体が猫背になっていないか確認してみてはいかがでしょうか。