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「隠れ猫背」とは見てすぐ分からない「猫背」の総称

「胸を張って歩く」のはよいこと、と思いがちですが、実は「正しい姿勢」より胸を張った姿勢は「隠れ猫背」の一種といわれています。
このような姿勢でいると、首が前に出てしまったり、骨盤が突き出るようなかたちになることから、身体のさまざまな部分に負担をかけ、腰やヒザを痛めることがあるのです。

自覚がないことから身体の不調が進んでしまうことも

一般的な「猫背」の場合、自覚していたり、周りのひとに指摘されるなどして、比較的改善するのが早くなるものなのですが、「隠れ猫背」の場合は特に自覚している不調などがないときは周囲からも指摘されることもないため、その姿勢が万税かしてしまいます。
するといつの間にか身体のさまざまな部分に負担をかけることになってしまい、症状に気付くのが遅くなってしまうのです。

猫背かどうか確認するには?

気付きにくい「隠れ猫背」かどうかをあらかじめチェックしておくと、早い段階で姿勢を改善したり、症状が出るまえにケアできますのでおススメです。
簡単なチェックの仕方は、以下のとおりです。

(1)壁のあるところで、30cm程度壁から離れたところに「普段どおりの姿勢で」立ちます。
(2)「普段どおりの姿勢を維持した状態で」壁に接触するまで下がります。
(3)背中やおしりなどが同時につく場合は「正常」です。
(4)どこか一部だけが先に接触する場合は「猫背」。おしりの場合「隠れ猫背」です。

簡単な方法ですが、正しい姿勢かどうかを確認するのに有効な方法です。
さらにこの方法で壁に接触させたときに、腰の部分に隙間がありすぎるのも正しくない姿勢=「隠れ猫背」かもしれません。
正しい姿勢以外の姿勢は、腰やヒザなどなんらかの部分に負担をかけることになってしまいますので注意しましょう。

小さいころから「正しい姿勢を保つように」と教育を受けるものですが、やはり「正しい姿勢」にはとても深い意味があるものなんですね。